着物は、ただ着るだけでは「美しさ」には届きません。
整っていることと、美しいことも
正しいことと、品があることも違います。
私が目指しているのは、
静かで、強くて、余白のある着姿です。
ほのかな艶は必要ですが、主張しすぎないこと。
華やかさはあっても、軽くなりすぎないこと。
その人の持っている内面が、ふと滲むような着姿を
表現できるようになりたいと思っています。
補正、衣紋の抜き、帯の高さなど
ほんの数ミリ数センチの違いが着姿に現れます。
その見極めが、着姿の品に繋がり
着る方の魅力を引き出せるような着姿が
出来るように日々精進しています。